Q 3.貴方にとって「仕事とは」「現場監督の魅力とは」
私の仕事に対する向き合い方として、ここまでが仕事で、勤務が終わったから仕事のことは忘れるという感覚は持ちたくないと考えています。このように言うと仕事中心でメリハリの無い生活を望んでいるように聞こえるかもしれませんが、仕事は日々新しいことの連続でそれらを吸収していくことはとても楽しく、義務感のみで仕事に向き合うことだけは避けたいと思っています。仕事の山場は緊張感を楽しみ、山場を越えた後はプライベートをエンジョイするというのが自分スタイルだと考えています。
建築現場の監督業に関してですが、母方の実家が建設会社を営んでいたこともあり、子どもの頃から建築の仕事に興味を持っていました。
大学も建築学部に行ければと思っていたのですが、高校時代まではサッカー部に所属し試合と練習に明け暮れる日々。サッカー推薦で進めるのは文系学部のみということで、理系の建築学部への進学はあきらめ、保健体育の先生になるためのスポーツ学部に進学しました。卒業後、同じく建物を扱う不動産業界に就職はしましたが、建物を作る仕事への魅力の方が強く、未経験者可と求人のあった大山組に運よく就職することができました。現在は小学校の新築現場において、肩書きや立場に関わらず、この人に言われたから職人さんが一斉に動いてくれる上司の小宮さんのような現場監督になることを目標に充実した毎日を送っています。